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評茶員ブラッシュアップセミナー

 台湾に行ったのは、お茶のためでもあります。
 それはそれはもうたくさんのお茶のストックがうちにあるのだから、もう増やしちゃダメ、と思いつつ、良いお茶があるとついつい手に取ってしまう……
 そしてその度に「わ、私、評茶員&茶芸師だから、見聞を広めないとね。百聞は一飲にしかず、だし!!」と自分に言い訳。

 そう。
 知っている方もいらっしゃるかもしれませんが、私、中級評茶員なんです。
 今、中級茶芸師の資格も、合否連絡待ち(たぶん大丈夫なはず)。
 
 評茶員は、お茶のマイナス点を探るお勉強。
 そのお茶が、本来あるべき姿からどれだけ離れているか、原因は何なのか、等級はどこに値するか。

 茶芸師は、お茶のプラス点を伸ばしてあげるお勉強。
 このお茶の特製は何? どうしたらその美味しさをもっと活かしてあげることができる?

 学ばなきゃいけないことはまだまだたくさん。
 ということで。
 先日評茶員のブラッシュアップセミナーに行ってきました。

 P1151570.jpg

 鳳凰単[木叢]を中心に8種類ほど評茶。
 このセットは青茶用。
 今回は量ってある茶葉を使いましたが、本来はとっても厳密なサンプルの抽出方法があります。
 まずは乾いた状態での茶葉を審評。色、形、艶、香り、浄度などをチェック。
 手前の評茶用の蓋碗に、茶葉を入れ、温度と量に気をつけつつお湯を注ぎ、砂時計で計り、茶水を抽出。
 そして、熱嗅、温嗅、冷嗅、水色、滋味などを確認したら、奥のトレイにあけて、茶殻の審評。
 日本ではほとんど重視しない叶底と言われる茶殻、とってもいろいろなことを教えてくれるんです。

 これは茶葉自体は良いが、味や香りは陳化(古くなっている)している。ということは、2010年の春茶とあるのは嘘で、おそらく2008年~2007年くらいに採取された、元は良い茶葉だろう。むしろあと10年寝かせておいたら、別物として美味しくなるかも。
 とか。

 この茶葉は、弾力に乏しく、葉っぱがちぎれやすい。葉は形が崩れていて、ゴミも多い。摘み取る時期と、揉捻(形作る作業)に問題があった。雑味が多く、香りも継続しない。たぶんグレードはとても低い。
 とか。

 今回、見て貰った占い師さんが
 「台湾にある茶葉の半分は日本に輸出されてる。あなたたち観光客が飲んでいるのは、ベトナムのお茶。でも、だまされてても、日本人にはわかんない。二煎目以降、苦みを感じたらそれは添加物。私の彼は、台湾の政府のエリート。だから私は特別な100g30万円の紅茶を飲んでる」
 と言っていました。
 え~、後半の方はいろいろ言いたいことあるけど、割愛するとして。
 確かに、自分の目でしっかり見極めないと「え、これをこの値段で?!」というものも中にはあります。
 でもだからと言って、お茶は怖いもの、騙されるかもしれないもの、と思っちゃうのは、悲しいよね。
 最終的には、値段も、グレードも関係ない。
 自分が美味しいと思うお茶が一番だと思うのです(現に、この審評の時、私は、一番グレードの低いお茶の20倍の値段のお茶より、10倍の値段のお茶の方が毎日飲みたいお茶でした)。
 そのためには、色々なお茶をたくさん飲んで、自分が好きな味を見つけるのが大事。

 と、いうところで、冒頭の言い訳に繋がります……えへ。

 お茶は奥が深いねぇ。
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