耳の話
歯医者さんの診療終わり、控え室で一瞬猛烈な目眩と頭痛。
部屋がぐるんと回るような。
そのあと、右耳が聞こえなくなってました。
右耳いっぱいに水が詰まって、音が聞こえない、あんな感じ。
耳鼻科に行って聴力検査をしてもらったら、
「低音障害型感音難聴」

見事に右耳の低音部分が聞こえていない。
これが全部下がっていると、突発性難聴、って言うんだって。
その足で突発性難聴に大変効果があると評判の鍼灸院へ駆け込みました。
10回券をすぐに買って、できるだけ短期で集中して治療をすることに。
でもその日は時間が無く、一回だけ施術してもらってお仕事へ。
音を聞かなければいけない仕事だったのだけど、ドラムとベースの部分が右耳には存在しない。音の不均衡さによる目眩と、吐き気、頭痛、不安感……この日はさすがに帰ってから泣いてしまいました。
このまま耳が聞こえなくなったらどうしよう。
耳に水が詰まったような閉塞感。
雲の上を歩くようなふわふわした目眩。
座っていてもぐるぐるするので、集中できない。
毎日何気なく聞いていた音楽が聞こえない。
声の芝居にも影響するんじゃないか。
どうしよう。
怖い。
怖い。
と言うのをめそめそと一晩じっくり堪能したので、次の日の朝からは心配するのは終了。
お日様と共に、心配事は終わりにするのです。
不安になっても良いこと何にもないからね。
治る、良くなる、大丈夫、と信じて、ひたすら鍼に通いました。
多い時は、一日に4回分。
さすがに辛かった……細い優しい鍼のはずが、ず〜んと打たれた瞬間に重くて。
寝る時も、良い方の耳を下にして寝て下さい、と言われていたので、途中で不安で何度も起きた。
もしかして寝返りを打って、右耳を下にしちゃってたらどうしよう、と。
いつもくーが私の首の辺りで寝ているので、良いストッパーになってくれてました(^ω^)
今まで黙っていたのは、治らなかった場合のことを考えていたから。
ちゃんと自分の中で覚悟を決めて、一生この症状を抱えて生きることに向き合ってからでないと言えない、と思った。
昨日の聴力検査で。

ほぼ、治ってました。
また泣いてしまいました、今度は安心感で。
「平気、大丈夫。左耳は聞こえてるし、右耳も聞こえないのは一部の音だけだし」って笑ってたけど、やっぱり心の底では本当に怖かったんだ。
病院に行ったのは、発症してから、次の、次の日。
低音難聴も、突発性難聴も、早期の治療がとてもとても大事。
だからもし、今後これを読んでいる方で「なんか耳がおかしいな」と思ったら、とりあえず耳鼻科に行って聴力検査を受けてみて下さい。
一時的なもので、次の日にけろりと症状が治まっていたら、笑い話にすればいいし。
もし何らかの不調が見つかれば、すぐに治療に入れるし。
私の場合は鍼が効いたと思います。ただ、個人差があるので、名前は挙げないでおきます(その道では大変有名なところなので、突発性難聴、鍼、で検索すればすぐ出てくるよ)。
耳の中の小さな小さなカタツムリ、その一部分がちょっと調子悪いだけで、人間の体ってたやすくバランスを崩しちゃうものなんだね。
お守り代わりの薬。
ストレスを溜めない生活。
あとは歯の治療が何とか年内に終わりますように(今回の耳の不調にけっこう大きな影響を与えているはず)。
時々、カタツムリに「お疲れ様、いつもありがとう。これからもよろしくね」と話しかけて労ってあげよう。
おまけ:耳鼻科の先生が繰り返し「鼓膜、綺麗ねぇ。色も透明感も素晴らしいわ……本当に綺麗な鼓膜ねぇ」と惚れ惚れ言っていたので、どうも私の鼓膜は耳鼻科も認める美しさ、らしい。
鼓膜美人って、密かなアピールにならないかしら?
部屋がぐるんと回るような。
そのあと、右耳が聞こえなくなってました。
右耳いっぱいに水が詰まって、音が聞こえない、あんな感じ。
耳鼻科に行って聴力検査をしてもらったら、
「低音障害型感音難聴」

見事に右耳の低音部分が聞こえていない。
これが全部下がっていると、突発性難聴、って言うんだって。
その足で突発性難聴に大変効果があると評判の鍼灸院へ駆け込みました。
10回券をすぐに買って、できるだけ短期で集中して治療をすることに。
でもその日は時間が無く、一回だけ施術してもらってお仕事へ。
音を聞かなければいけない仕事だったのだけど、ドラムとベースの部分が右耳には存在しない。音の不均衡さによる目眩と、吐き気、頭痛、不安感……この日はさすがに帰ってから泣いてしまいました。
このまま耳が聞こえなくなったらどうしよう。
耳に水が詰まったような閉塞感。
雲の上を歩くようなふわふわした目眩。
座っていてもぐるぐるするので、集中できない。
毎日何気なく聞いていた音楽が聞こえない。
声の芝居にも影響するんじゃないか。
どうしよう。
怖い。
怖い。
と言うのをめそめそと一晩じっくり堪能したので、次の日の朝からは心配するのは終了。
お日様と共に、心配事は終わりにするのです。
不安になっても良いこと何にもないからね。
治る、良くなる、大丈夫、と信じて、ひたすら鍼に通いました。
多い時は、一日に4回分。
さすがに辛かった……細い優しい鍼のはずが、ず〜んと打たれた瞬間に重くて。
寝る時も、良い方の耳を下にして寝て下さい、と言われていたので、途中で不安で何度も起きた。
もしかして寝返りを打って、右耳を下にしちゃってたらどうしよう、と。
いつもくーが私の首の辺りで寝ているので、良いストッパーになってくれてました(^ω^)
今まで黙っていたのは、治らなかった場合のことを考えていたから。
ちゃんと自分の中で覚悟を決めて、一生この症状を抱えて生きることに向き合ってからでないと言えない、と思った。
昨日の聴力検査で。

ほぼ、治ってました。
また泣いてしまいました、今度は安心感で。
「平気、大丈夫。左耳は聞こえてるし、右耳も聞こえないのは一部の音だけだし」って笑ってたけど、やっぱり心の底では本当に怖かったんだ。
病院に行ったのは、発症してから、次の、次の日。
低音難聴も、突発性難聴も、早期の治療がとてもとても大事。
だからもし、今後これを読んでいる方で「なんか耳がおかしいな」と思ったら、とりあえず耳鼻科に行って聴力検査を受けてみて下さい。
一時的なもので、次の日にけろりと症状が治まっていたら、笑い話にすればいいし。
もし何らかの不調が見つかれば、すぐに治療に入れるし。
私の場合は鍼が効いたと思います。ただ、個人差があるので、名前は挙げないでおきます(その道では大変有名なところなので、突発性難聴、鍼、で検索すればすぐ出てくるよ)。
耳の中の小さな小さなカタツムリ、その一部分がちょっと調子悪いだけで、人間の体ってたやすくバランスを崩しちゃうものなんだね。
お守り代わりの薬。
ストレスを溜めない生活。
あとは歯の治療が何とか年内に終わりますように(今回の耳の不調にけっこう大きな影響を与えているはず)。
時々、カタツムリに「お疲れ様、いつもありがとう。これからもよろしくね」と話しかけて労ってあげよう。
おまけ:耳鼻科の先生が繰り返し「鼓膜、綺麗ねぇ。色も透明感も素晴らしいわ……本当に綺麗な鼓膜ねぇ」と惚れ惚れ言っていたので、どうも私の鼓膜は耳鼻科も認める美しさ、らしい。
鼓膜美人って、密かなアピールにならないかしら?
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